忍者ブログ
競馬一筋30年、中年オヤジが一時は医者にアフリカ象と同レベルとまで言われた中性脂肪を減らしながら競馬を語る
[1] [2] [3] [4] [5] [6]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

親父の命日の2月7日に、2-7の馬券を勝って、親父の遺産を全部スッてし

まった男がいる。レースは3-7で、80倍のちょっとした穴になった。

「ちくしょう、親父め!」と男は言ったものだ。「あと1ヶ月頑張って、

3月7日に死んでくれればよかったのになあ」

こういう男を、親不幸というのだそうである。

かと思うとキャバ嬢の

用心棒をしている万ちゃんの場合はもっとひどかった。おふくろが、

老人ホームに入ろうと思って10年がかりでやっとタメたお金を、黙って

持ち出し、去年のダービーのスマイルジャックの単勝に全部ぶちこんだ

のだ。レースはゴール前までは、万ちゃんの思い通りだったが、

ゴール寸前に1番人気のディープスカイに差され、パーになり、おかげで

万ちゃんのおふくろは老人ホームにも入れず、万ちゃんの下宿で、

毎日グチを言いながらゴロゴロしているのである。

さあ、万ちゃんは今年のダービーはどの馬の単勝にあり金をつぎ込む

のか非常に楽しみである。



PR
名牝と謳われた馬は結構いる。手痛い敗戦が、その後の競走意欲に大きく

影響し、寂しくフェードアウトしていった名牝は多い。数年前に女傑と

いわれたヒシアマゾン。引退する年は安田記念10着、エリザベス女王杯

杯で降着処分を食らったり、とにかく急降下していった。一旦、気持ち

が途切れると、ほぼ修復不可能。それが宿命なのか。

じゃあ、ウオッカはどうなの?今年のヴィクトリアマイルも、3連敗の

身で挑む。女王にテンションの低下はあるのか。しかと確認したい。
ひとりの犯罪者が国境まで逃げてくる。
国境を越えればもう安全だ。

彼は国境にあるドラッグストアでひと休み。
ドアを開けてでれば、外はもう自由の新天地。

コーヒーを飲み終わり、彼はふと傍らのジューク
ボックスに目をとめる。

なつかしい曲が入っているのだ。
彼は10セントを投げ込んでその1曲に耳を傾ける。
空は晴れて、国境の空に鳥がさえずっている。

人を殺してまで手に入れた金は、もうこれから一生の生活にあてても余りあるだろう。
彼はその曲を心に沁みる想いで聞いている。
やがて曲が終わって彼は立ち上がる。

すると彼のすぐ傍らには手錠をもった刑事が立っているのだ。
彼は自由を目前にして逮捕され、もう2度と陽の目を見られぬコンクリートの堀の中に連れられて行く・・。ドアの前で、彼は立ち止まり店のバーテンに聞く。

「この曲は何分かかったかね?」
するとバーテンが答える。
「3分ちょっとかな」

これは私の大好きなギャング映画「アスファルトジャングル」のラストシーンである。

たったレコード1枚分の休息。
3分ちょっとの時間が、彼の一生を賭けた大仕事の成功をフイにしてしまった。
なんと高いレコード1枚の聴き賃のことか。

3分ちょっとの長さと人生の長さを計りにかけたら、そんな無駄なことに時間を使うのがいかにバカバカしいことかということであろう。

ところで、何ゆえにこの映画の話をしたかといえば、1曲の長さ3分ちょっとというのは、近づいた天皇賞・春とほぼ同じ時計なのである。

短い時間に賭けるものほどに親しみを感じるのは私だけであろうか?やはり時は金なりなのである。
今年は馬場状態に影響されない強い馬が出現。それがロジユニヴァース。

下馬評では3強といわれているが、個人的にはロジの1強だと思う。

勝ちっぷりに派手さはないものの、多彩なレースぶりは非の打ちどころ

がない。前に行こうと思えば行けるスピード、また自在に動ける自在性、

そしてタメた分だけ伸びる末脚。まさに3拍子が揃っている。今回、ヨコ

テンがどう乗るのか、おそらくリーチザクラウンを見ながら2、3番手

だろう。リーチの逃げも凄いが、追われるリスクを考えるとロジの方が

有利な感じがする。追い込みのアンライバルドは掛かる可能性があるので

信頼感は2頭より薄い。なら、中山と相性のいいベストメンバーの差し

に注目したいところ。
今年の桜花賞はブエナビスタ一色。他の馬では太刀打ちできないのか?

枠順からもほぼ勝てると思う。しかしあえて死角を探せば1点のみ。

それはこの時季の3歳牝馬は、フケ(発情)、歯替わりなど体調の変化

があるということ。過去の桜花賞でも人気馬が調子を落とし負けたケース

はままある。ブエナビスタの母ビワハイジも体調を崩し惨敗を喫した

ことがあるだけに少し心配。寒かったのが、ここにきて一気に暖かくな

っただけに体調の方が気になるところ。ブエナビスタが越えるべき最後

のハードルは母と同じ時期にやってきた気候の変化。これさえクリアすれ

ばオークスも勝てる。相手はまだ未対決の馬を中心としたい。

⑱レッドディザイアと②ツーデイズノーチスの2点勝負といく。


忍者ブログ [PR]
カウンター
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[04/11 もっち]
[01/14 幸作の学生プラスFX]
[01/08 365日のFXの裏側]
最新TB
プロフィール
HN:
中年オヤジの競馬バカ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索