わかっちゃいるけどやめられない

きのう久しぶりに某競馬関係者と飲みに行きカラオケ
で彼が歌ったのが故、植木等さんの「すーだら節」。
よく唄うんだよな。でも歌詞がいい。

あなただけが生きがいなの
お願い　お願い　すてないで
テナコトいわれてソノ気になって
三日とあけずにキャバレーへ
金のなる木があるじゃなし
質屋通いは序の口で
退職金まで前借りし
みついだあげくが　ハイそれまでよ

「金のなる木があるじゃなし」なのに、ただひたすらみつぐ
男のかっこ良さがいま失われているような気がする。

うまく生きて、「テナコトいわれてその気になった男」の処世
のまずさを笑いとばすというのが平成の出世カタギなのかも。

だけど競馬にはそのような冷笑主義は通用しないぜ。
やっぱ、競馬のいいところは「テナコトいわれてその気になって」
1頭の馬を信じ続けた男が、ときに超大穴にありつけるっていうこと
だってあるからね。

「わかっちゃいるけどやめられない」これだ、これだ。

きょうはマイルチャンピオンシップ

天皇賞・秋には見向きもしないで、ココ1本に雪辱を誓った矢作
きゅう舎の執念が結実するときがきました。スーパーホーネット
が高らかに勝利のラッパを鳴らします。

あとは、藤岡の佑ちゃん、たのむから早仕掛けだけはやめて。
普通に乗れば勝てるんだから！