二．二六事件を思う

2011年・二月二六日。東京地方では「くもりのち一時雨」の予報。

時遡ること、1936年・二．二六事件が起こった。

当時の天候は「晴のちくもり、天気悪き方に向かう」とあるが、雪

についてはふれられていない。春の雪の予報はなかなか難しいらしい。

二．二六事件は暗い時代への突入を告げるのろわしい烽火だった。

東京で起こる大事件は「春の雪」の舞台になる場合が多い。

赤穂浪士の討ち入りは元禄15年12月14日であるが、新暦では

1月30日にあたる。

井伊直弼の大老が襲撃された桜田門外の変。これは新暦なら3月24日だ。

今年はまだ雪が降っていないが、このご時世を考えると、もし降れば

とてつもない何かが起こる予感がするのだが・・・。

平和を願う。